彡(゚)(゚)「赤いボタンと青いボタンやな…」
彡(^)(^)「持って帰ってなんのボタンか調べたろ!」
彡(゚)(゚)「変やな…押してもなんにも反応しないな」ポチポチ
彡(゚)(゚)「なんか押したら知人が消えるボタンやないよな…」
彡(゚)(゚)ガクブル
彡(゚)(゚)「アカンアカン…そんなこと考えんと夜ご飯食べよ」ガサゴソ
彡(´)(`)「ハァ…」ポイ…
彡(´)(`)「今日も夜ご飯はきゅうりだけ…」
彡(´)(`)「きゅうりも最後の一本やし増えたらええねんけどなぁ」ポチ
ボフン!
彡(゚)(゚)「な…なんや!き…きゅうりが増えたぞ!」
ボコボコボコボコ…
彡(゚)(゚)「増えたのはええけど増えすぎや!どうすれば…青のボタン押せばええんか!」ポチ!
彡(´)(`)「ふぅ…なんとか止まったで」
彡(゚)(゚)「にしても結構増えたな見たところ20本くらいはあるで」
彡(゚)(゚)「なるほど…これは欲しいものが増えるボタンなんか…」
彡(゚)(゚)「赤のボタンを押すと増える青のボタンを押すと止まる」
彡(^)(^)「そういうことなら…車が欲しい!」ポチ!
シーン
彡(゚)(゚)「あれ?なんでや?」
彡(^)(^)「ダイヤモンドが欲しい!」ポチ!
シーン
彡(゚)(゚)「なるほど…持ってるものじゃないと反応しないのか…」
彡(゚)(゚)「そういうことなら…」ガサゴソ
彡(゚)(゚)「パッパが持ってた高級腕時計」
彡(゚)(゚)「腕時計を増やしてくれ!」ポチ!
ボコボコ…
彡(^)(^)「うわ!めちゃくちゃ増えたやん!」ポチ!
彡(^)(^)「これを一個残して普通より安値でいっぱいネットで売るで!」
彡(゚)(゚)「え?転売ヤー?高値で売ってないしちゃうで」
そしてワイはこの方法で色んな物を1つ残して売りまくった
彡(^)(^)「マッマの美容商品増やしてくれ!」ポチ
彡(^)(^)「姉の財布も増やしてくれや!」ポチ!
彡(^)(^)「ネッコも増やして買い取ってもらお!」ポチ!
そして数日後
彡(゚)(゚)「よし!この家買うで!」
彡(゚)(゚)「ワイのマイルームや!」
彡(^)(^)「三階建ての結構広めの家や!」
彡(-)(-)「三階が狭いのが弱点やけどな…」
彡(^)(^)「今思えばボタンを拾って良かったわあのボタンでワイの運命変わったもんな」
彡(゚)(゚)(ネッコが邪魔やったから売ったのはちょっと心が痛いけどな…)
彡(^)(^)「とにかく今日も増やしまくるで!今日は包丁を増やすか!」ポチ ポチ
彡(゚)(゚)「けどこれだけ増やしたら防犯対策もしなあかんな…」
ホームセンター
彡(゚)(゚)「あったあった防犯ガラスと防犯網戸」
彡(゚)(^)「これで泥棒が来ても余裕のよっちゃんや!」
彡(゚)(゚)「これをここにはめて…よし!いけた!」
彡(゚)(゚)「今日は昼市やってるしそこで売ってみるか!」
彡(^)(^)「いっぱい人が来るとええなぁ…」ニコニコ
彡(゚)(゚)「ここに並べて…これでええや主婦が来るとええねんけどなぁ…」
10分後
主婦「これ安いわね!一本頂戴!」
彡(^)(^)「はい!まいど!」ニコニコ
おばちゃん「これええわぁ~私にも一本!」
彡(^)(^)(うへへ…これはめちゃくちゃ楽に稼げてるで…)
彡(´)(`)「ふぅ…主婦の対応は疲れるなぁ…」クタクタ…
彡(^)(^)「けど家に帰れば上手い飯がある!」
彡(^)(^)「カップヌー●ル10個!ちなみにこれも増やしたで!」
彡(^)(^)「牛丼特盛り!これは頼んだで!ワイもそんなケチ臭くはないで」
彡(゚)(^) パチッ
彡(゚)(゚)「そして極めつけは…」
彡(^)(^)「唐揚げ100個!これは増やしまくったで!」
彡(^)(^)(こんな幸せが今までにあっただろうか…ワイの友達にも教えてあげたい…)モグモグムシャムシャ
一週間後
彡(゚)(゚)「ふ…太ってしまったな…何をするにもしんどくなってきた…」
彡(゚)(゚)「ん?メールや誰からやろうか…」
メール;今度〇〇中学校の皆で同窓会をやりますぜひ来てください!場所と時間は…
彡(゚)(゚)「同窓会か…友達にも最近全然会ってないし行ってみるか」
同窓会当日
彡(゚)(゚)「皆だいぶ変わってるなぁ…お!あれは!」
(●゚◇゚●)「やきうくん!」
(*^◯^*)「久しぶりなんだ!」
彡(^)(^)「おう!久しぶりやな!」
(●゚◇゚●)「やきうくん…ふとった?」
彡(^)(^)「そうやねん!太ってしまってん!」
(*^◯^*)「理由は何なんだ?」
彡(^)(^)「食べすぎやで!」
(*^◯^*)「やきうくんらしいな!」
ワハハハハ!
(●゚◇゚●)「そしていいかのじょをげっとしたんだ」
(*^◯^*)「良かったんだ!」
(●゚◇゚●)「やきうくんはなにかいいことあったか?」
彡(゚)(゚)「ん?ワイか?ワイは金持ちになってん」
(●゚◇゚●)「え!?あのだめなやきうくんが!?」ビクビク
(*^◯^*)「何があったんだ?」
彡(^)(^)「道に落ちてあったボタンを拾って大儲け!今は三階建てのマイルームに独り暮らしや!」
(*^◯^*)「羨ましいんだ!その金を僕に分けてほしいんだ!」コノコノ
彡(^)(^)「おいおい!ワイはそこまで金持ちじゃないぞ」ハッハッハッ
(●゚◇゚●)「…」
彡(゚)(゚)「ん?畜ペンどうしたんや?」
(●゚◇゚●)「いや…なんか…うん」
彡(゚)(゚)「おいおい…言いたいことがあるなら言ってくれよ~」
(●゚◇゚●)「いいのか?じゃあいうぞ」
彡(゚)(゚)「お…おう」
(●゚◇゚●)「やきうくん…なんかやばいことがおこりそうだよ…」
彡(゚)(゚)「は?どういうことや?」
(●゚◇゚●)「みちにおちてるものでもうけてさらにそれをゆうこうにつかう」
彡(゚)(゚)「文字が多くてわからんわ」
(●゚◇゚●)「このままだときみはおおかみしょうねんのようなじんせいになる!」
バン!
彡(`)(´)「ふざけんなや!」
(●゚◇゚●)「!?」
(*^◯^*)「や…やきうくん…お…落ち着くんだな…」アセアセ
彡(`)(´)「ワイは落ちてたから拾っただけや!それを有効に使って何が悪いねん!」
彡(`)(´)「お前らだって落ちてる100円あったら拾って使うやろ!それを同じや!」
(●゚◇゚●)「1000えんならつかわずにこうばんにとどけるよ…」
彡(。)(;)「ヌワァァァァア!うるさい!うるさい!」ムキー!
彡(。)(;)「とにかくあのボタンは有効に使わせてもらうわ!お前らにゴチャゴチャ言われる筋合いはない!」
彡(。)(;)「もう帰るわ!二度とワイの目の前に現れんなや!」ドタドタ…
(*^◯^*)「い…行っちゃったんだ…」
(●゚◇゚●)「すこしいいすぎたかな…」
彡(`)(´)「何やねんアイツ…ムカムカすること言いやがって…」バタン!
彡(-)(-)
彡(-)(-)「ふぅ…疲れたときはタバコやな…」
彡(゚)(゚)「タバコは何もかも忘れさせてくれる…」
彡(゚)(゚)「しかし…あいつの言ってることもわかる気がする…」
(●゚◇゚●)『このままだときみはおおかみしょうねんのようなじんせいになる!』
彡(゚)(゚)「そ…そんなわけ無いわ!ワイはずっと幸せのまま死ぬんや!」
彡(゚)(゚)「けど…ボタンとか押すの面倒くさくなってきたな…」
彡(-)(-)「どうにかして楽にお金を稼ぎたい…」ウーン
彡(゚)(゚)「せや…」
彡(゚)(゚)「お金を増やせばええんや…!」
彡(゚)(゚)「そうしたら何をしなくても増やせる!」
彡(^)(^)「やった!これであいつも」
彡(>)(<)「すみません僕が悪かったです罰として奴隷として扱ってください!」
彡(^)(^)「とか言うやろうな!」
彡(゚)(゚)「じゃあ1階にボタンをセットしてと」コト…
彡(゚)(゚)「これで押せば増えるねんな…」
彡(゚)(゚)「お…押すぞ…」ゴクッ…
ポチッ…
ボコ…
ボコボコ…
ボコボコボコボコ…
彡(゚)(゚)「ま…まさか…」
彡(^)(^)「成功や!これでワイはお金持ちや!」
彡(゚)(゚)「明日の朝起きてからどこまで増えたか確認したろ!」
彡(^)(^)「楽しみは明日にとっておくで!」バタン!
ボコボコボコボコボコボコボコ…
午前1時
彡(-)(-)「ウーン…」ムニャムニャ…
彡(゚)(゚)「なんか夜中やのに起きてしまった…」
オカネワッサァ
彡(゚)(゚)「うわ!三階の20%お金やん!」
彡(^)(^)「これでワイもお金持ちや!」
彡(^)(^)「けどこれは多すぎかな青のボタン押しにいこ」
彡(^)(^) ガサガサ
彡(^)(^) ガサガサ
彡(゚)(゚) ガサガサ!
彡(゚)(゚) ガサガサガサガサ!
彡(゚)(゚)(アカン…ワイがお金をどかすよりお金が増えるスピードのほうが早い…)
彡(゚)(゚)「しかしこれは困ったで…あと何で二階が明るいんや?電気消し忘れたか?」
彡(゚)(゚)「ここの電気もつけるか」カチッ…
彡(゚)(゚)「ふぅ…明るなったな…って天井が曇ってるやんけ!?」
彡(゚)(゚)「あ!ワイのタバコの消し忘れや!」
彡(゚)(゚)「た…助け呼ばな…って夜中の一時や…皆寝てるし助けも呼んでくれへんやろうな…」ガクブル…
彡(゚)(゚)「クソっ!こうなったら窓から飛び降りるしか…」ヒュー
彡(●)(●)「あ…アカン…ワイが高所恐怖症なのわすれてた…」
彡(゚)(゚)「ワイはこのまま死んでしまうんか…」
彡(゚)(゚)「煙も充満してきたし…お金も燃えてる…」
彡( ; )( ; )「ハハ…ハハ…」
彡(゚)(゚)(…)
彡(゚)(゚)(イライラしててタバコ吸わなかったら家事にはならなかったやろうな)
彡(゚)(゚)(畜ペンの言うこと聞いてたらこんなことにはならなかったやろうな)
彡(゚)(゚)(体に悪い生活してなかったら体が軽くてお金をどかす速さのほうが早かったやろうな…)
彡(゚)(゚)(防犯対策しなければお金の重さで窓ガラスが割れて脱出出来てたやろうな…)
彡(;)(;)(そして…)
彡(;)(;)(三階建ての家を買わなければこんなことにはならなかったやろうな…)
彡(;)(;)(ボタンを拾わなければ…こんなことにはなら…なかっ………たや……………ろう…………………な)メラメラ
次の日
アナウンサー「続いてのニュースですタバコの消し忘れで家が家事になり男性一人が死亡しました」
アナウンサー「昨日の深夜1時17分頃近くの家が家事になっていると連絡があり消防車が来ると家はほとんど崩壊していました」
(●゚◇゚●)「…」ジー
(●゚◇゚●)「あらあら」
(●゚◇゚●)「ちゃんということをきいてればこんなことにはならなかったのに」
(●゚◇゚●)「みなさんもみちにおちているものはかってにひろってはいけませんよ」
(●゚◇゚●)「それがげいいんでじこなどをおこしてもせきにんはひろったもちぬしがわるいんですからくれぐれもおとしたひとのせいにはしないでくださいね」
(●^◇^●) ニッコリ
~END~
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